こららの記事は2025年1月2日よりᓚᘏᗢ²🍦( https://note.com/nyan2club/ )にて公開していたものを移行したものです。
概要
ᓚᘏᗢ²🍦LABは、映像に関するおもしろい情報や気になることなどを発信しつつ、編集技術の向上とアフィリエイト収益アップを目指すコンテンツです。 三回目となる今回紹介するのは2024年12月に発売されたNikon Z50IIです。
Z50IIは、Z 30(2022年8月発売)からの入れ替えで動画機能の性能アップを期待して導入しました。最も期待していたのは、動画撮影時の熱耐性です。 4K60pでどのくらい連続撮影が可能であるのか、また、バッテリーはどのくらい持つのかを今回検証したかったのですが、結論から言うと失敗しました。
これは嬉しい誤算なのですが、128GBのSDXCメモリーカードでは熱停止することなくデータ容量を使い切ってしまったからです。
設定と環境
撮影設定は、動画記録ファイル形式:H.265 10bit(MOV) SDR、画像サイズ/フレームレート:4K60pです。SDXCメモリカードは128GBで約42分の撮影が可能となっていました。レンズは付けずに室温は約33℃。
主な動画仕様変更点
ここで、Z 30からの主な仕様の変更点を上げてみました。
・4K60p、4K50p対応
・H.265対応
・1/6 ISO感度ステップ幅対応
・UltraSync BLUE対応
Z50IIは電子ビューファインダーがあるため、96.8mmと高くなり、奥行きも66.5mmと6mmほど厚みを増しています。これにより底面がアルカスイス互換のプレート(L-Bracketなど)にピッタリ合うようになりました。
撮影可能時間
そして今回失敗したのに公開しようと思ったのは、発見があったからです。動画撮影を開始する前にはどのくらい撮影できるのか時間がモニター右上に表示されています。これは、空きデータ容量から算出された撮影時間です。そのため、実際に撮影されるデータサイズとは異なります。

今回、4K60pで約42分撮影したデータサイズは1.86GBでした。これは、レンズを付けずに黒い画面が連続しているため情報量が極端に少ないからです。撮影が停止したとき、空き容量はまだ126GBあったのです。
これにより、撮影時の撮影可能な時間は、実際の撮影データを元にして表示しているわけではないことがわかりました。そして停止をすると撮影可能な時間が更新されるのは仕様であることに気がついたのです。仕方がないので、なくなく256GBのSDXCメモリカードを購入。まさか、今どき新たに購入することになるとは思いも寄りませんでした…
つづく
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