【Z50II】驚きの進化!今後、新製品の熱耐性検証はもう不要!?【ᓚᘏᗢ²🍦LAB #3-2】

こららの記事は2025年1月4日よりᓚᘏᗢ²🍦( https://note.com/nyan2club/ )にて公開していたものを移行したものです。

概要

ᓚᘏᗢ²🍦LABは、映像に関するおもしろい情報や気になることなどを発信しつつ、編集技術の向上とアフィリエイト収益アップを目指すコンテンツです。今回は三回目の続きで、Nikon Z50IIの動画撮影時の熱耐性とバッテリー持ちを検証することを目的としています。

撮影設定は#3-1と同じく動画記録ファイル形式:H.265 10bit(MOV) SDR、画像サイズ/フレームレート:4K60p。カメラ背面に熱電対を設置し、室温は約33℃。SDXCメモリカードは256GB、レンズは付けていません。撮影可能時間は1時間24分となっていました。128GBを使用した#3-1は約42分だったので単純に2倍ですね。

ᓚᘏᗢ²🍦LAB #3-2
【『Z50II活用ガイド』より抜粋】 4k60pの場合は、128GB * 8bit / 340Mbps / 60min = 約50min ※実際には、撮影可能時間を400Mbpsぐらいで算出していると思われる

総評

バッテリー残量が先になくなったため、熱停止を確認することはできませんでした。前回、128GBのSDXCメモリカードを使用して約42分でデータ容量(撮影可能時間)がなくなり強制終了したときと異なり、今回は256GBのSDXCメモリカードを使用したことにより1時間16分34秒(約76分)撮影することが可能だとわかりました。普段は負荷の高い4K60pを設定することはない上に、1時間以上連続で動画を撮影することもないため、これで終了します。

ただ、通常の動画撮影とは異なり、レンズを付けていないためカメラ本体からの電力供給はなく、さらに真っ黒な画面のため動画処理の負荷は軽くバッテリーの消費は少なかったはずです。また、モバイルバッテリーから給電をしていれば、もっと長く撮影が可能だったのかもしれませんが、給電時は発熱するので、今回の結果とは変わるかもしれません。

最後に、今回検証のためSDXCメモリカードを約7年ぶりに購入しましたが、書込90MB/sもあれば負荷の高い8K30pも記録できるので、RAW動画を撮らなかったり、無限に連射をしないのであれば、実はCFexpressカードいらないですよね。今後は、カメラ本体にストレージを内蔵した機種が増えれば良いなと思います。

おわり

追記

ᓚᘏᗢ² LAB #2では、Z 30(H.264 4K30p )の熱耐性の検証も行っています。Z50IIはZ 30よりもカメラ背面の温度が10℃ぐらい高くなり若干不安ですが、ニコン内できちんと検証されているはずなので大丈夫でしょう。

あともう一点気になったのが、Z50IIは4K50pと4K60pの場合、画角が約1.5倍となり、電子手ブレ補正がOFF固定となります。

それから、ニコンは2024年4月にアメリカ合衆国の映像機器メーカーRED.com, LLCを子会社化しています。映像に関するノウハウが今後発売される製品に反映されるはずなので、期待してもいいんじゃないかと思います。か。


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ナレーション
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使用機器
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ソフトウェア
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